エンジニアがIT業界の新興企業で働く上での魅力

05/28/2023

スタートアップ企業やベンチャー企業は、一般的なIT業界の企業とは異なる特徴を持っています。少数精鋭で新たなチャレンジに取り組む姿勢が、スタートアップ企業やベンチャー企業の特徴で、これらの企業に勤める場合、非常に濃密な経験を積めるのが大きなメリットです。もちろん、下積みとして小さな仕事をこなしながら活躍の機会が来るのを待つ、IT業界で一般的な働き方が悪いというわけではありません。一般的な働き方を経て実力者となったエンジニアも多いので、無理にスタートアップ企業やベンチャー企業で働く必要はありません。しかし、スタートアップ企業やベンチャー企業で働く場合は、短期間での大きな成長が期待できます。

スタートアップ企業やベンチャー企業は、少数精鋭でプロジェクトに取り組むため、若手のうちから裁量権を持てるケースも珍しくはありません。かなり早い段階でプロジェクトを指揮する立場になり、マネジメント経験を積むことも十分可能です。短期間のうちに、極めて貴重な実務経験を積める可能性があるのが、スタートアップ企業やベンチャー企業で働く上でのメリットです。

一方で、経営状況が不安定になりやすい点は、スタートアップ企業やベンチャー企業の難点として挙げられます。スタートアップ企業やベンチャー企業は、十分な体力がなく、銀行などの金融機関からの評価も芳しくないのが普通です。革新的な技術があっても、その技術が売上に結びつく前の、費用がかさむ時期を乗り越えられず倒産する例は多いので、安定感を重視する人向きではありません。